家族について考える

今、夫と出会い息子が生まれて、初めて心から安心できる場所を見つけた。

普通なんてないかもしれない。

それでも、やっぱり普通に愛されたかったんだと思う。

遅ればせながら、TBSの新春スペシャルドラマ「スロウトレイン」を見ていて、涙が止まらなくなった。

両親が事故で亡くなり、幼い妹と弟と生きてきたハコ姉(松たか子さん)のセリフを聞いて、フラッシュバックした。

私は両親はいたけれど、私が7歳のときに脳梗塞で半身不随になりながらも毎日飲んだくれて喧嘩をして帰ってくるような父と、パートをしていた母。

気づいたときには辛かったことは忘れる性格になっていて、幼少期の記憶はほとんどないけど、感覚だけは残っている。あと、どうしてもショックだった言葉。

7つ下の妹も小さかったこともあって、中学までは家族のために、いろんなことを我慢した。自分のことは後回しにして、必要な役回りを一生懸命こなしていた。と思う。

そして、高校生になったら、すべてから解放されると信じていた。

一番は、アルバイトができる年齢になって、お金を稼げるようになれば、その役割を卒業できると思っていたから。

でも、のびのびと過ごす私を見て母は言った。

「一人で生きてきたような顔して」

その言葉はずっと忘れない。私がどんな気持ちで過ごしてきたか、どれほどふたりの自由さに振り回されてきたか。

大人になってからも、何度も向き合ってみたけど、なんにも伝わらなかった。妊娠中にも、心底呆れる出来事もあった。

だからもう諦めている。

と同時に、それでも諦めらめられないでいる。

家族って、本当に厄介だ。

夫には、息子には、穏やかに健やかに暮らしてほしい。それが、今の私の一番の願い。

そして、そこに私も一緒にいられたらいい。

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